ものをつくる仕事が産業の約2割を占める山形県。
「ものづくり」が盛んな歴史は、
約900年前の「山形鋳物」に遡ります。
ここでは、山形の産業を支えている
製造業の歴史と現状について紹介します。
ものをつくる仕事が産業の約2割を占める山形県。
「ものづくり」が盛んな歴史は、
約900年前の「山形鋳物」に遡ります。
ここでは、山形の産業を支えている
製造業の歴史と現状について紹介します。
- 本県機械工業は、鋳物から派生した「農機具製造」と「機械鍛冶」が土台
- 「米沢織物」を中心に発展した繊維工業と融合し、「織機」の開発につながる
- 戦時体制下においては、航空機用発動機部品などを生産
- 高い加工技術を持つ疎開工場の定着と地元企業への技術移転
- 戦後、軍需工場は、農業、食品加工、繊維工業向けの機械生産に転換
→ 繊維産業と結びついたミシン工業の発展 - ミシン、農業用機械等の部品製造の活発化
- 企業誘致による半導体、電子部品、通信機器等工場の進出
→ 地元企業との取引拡大(本県工業の中核を担う) - 金型、メッキ、切削、鋳造、鍛造、プレス等の基盤技術の集積
(ミシン部品や誘致企業の下請工場が独自技術を活かして、機械工業の多様な分野に進出)