世界のICTを支え続ける
日本屈指の最先端技術
日本屈指の最先端技術
ハイメカ株式会社(米沢市)
主力製品であるタンタルコンデンサ製造装置。電子回路に欠かせない部品のひとつであるタンタルコンデンサを大量生産するためのこの装置で、ハイメカ株式会社は世界シェアNo.1を誇る。
「市場は世界」を貫き50年
ハイメカ株式会社は、電子部品製造設備やFA設備の開発製造に取り組んでいる会社です。
1972年の創業当初から、「自主独立の経営」「自社製品を持つメーカー」「市場は世界」を経営ポリシーとし、「小さくても自社技術で世界にはばたく会社をつくる」ということを志してきました。
また、異種金属溶接、精密位置決め、高速モーション制御をコア技術とし、タンタルコンデンサ製造ラインをはじめ半導体分野、エネルギーデバイス分野など、様々な分野の装置開発を行ってきました。ハイメカの主力装置である「タンタルコンデンサ製造装置」は、世界中のパソコンやスマートフォンなどの電子機器の回路に使用されているタンタルコンデンサを大量生産するための装置で、世界シェアNo.1を誇ります。「創立以来、業態は変わっていませんが、作るものは時代に合わせて変化してきました。特に最近のICTの進化は速く、使われる電子部品や半導体は非常に高度化しています。お客様は日本国内の大手メーカーや海外の企業など、世界の中でも一流の企業ばかりで、お客様の要求に対応していくことが、当社を進化させ、最先端技術の維持につながっています。」(横山氏)
1972年の創業当初から、「自主独立の経営」「自社製品を持つメーカー」「市場は世界」を経営ポリシーとし、「小さくても自社技術で世界にはばたく会社をつくる」ということを志してきました。
また、異種金属溶接、精密位置決め、高速モーション制御をコア技術とし、タンタルコンデンサ製造ラインをはじめ半導体分野、エネルギーデバイス分野など、様々な分野の装置開発を行ってきました。ハイメカの主力装置である「タンタルコンデンサ製造装置」は、世界中のパソコンやスマートフォンなどの電子機器の回路に使用されているタンタルコンデンサを大量生産するための装置で、世界シェアNo.1を誇ります。「創立以来、業態は変わっていませんが、作るものは時代に合わせて変化してきました。特に最近のICTの進化は速く、使われる電子部品や半導体は非常に高度化しています。お客様は日本国内の大手メーカーや海外の企業など、世界の中でも一流の企業ばかりで、お客様の要求に対応していくことが、当社を進化させ、最先端技術の維持につながっています。」(横山氏)
IoT、5G時代に向けた技術開発
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行もあり、デジタル分野の開発は急速に進化し、IoT(Internet of Things)や5Gなどを活用する時代となってきました。
ハイメカでは現在、独自技術を用いた装置の開発により、世界のIoT化、5G化の一端をサポートしています。電化製品などのモノをインターネットで操作するIoT化が進むことにより、脱炭素社会や、人と社会にやさしい未来へ向けた取り組みに繋がる後押しとなることが狙いです。コア技術のひとつである異種金属溶接についても、時代の変化とともに現在も多くの需要があり、ハイメカの技術開発に終わりはありません。半導体製造装置やタンタルコンデンサ製造装置、リチウムイオン二次電池製造装置といった様々な分野のハイメカの製品は、すべて顧客の要望に合わせたカスタマイズ仕様。相談や注文を受けて、一台一台、機械・回路設計を行い、組立調整、立ち合い検査を経て出荷、現地立ち上げという手順を踏みます。
欧米諸国や中国の他、世界各国への納品時も担当者が立ち合い、現地立ち上げを見届けて、その後も万全のサポート体制で信頼に応えています。
2011年には、中国のお客様へ柔軟なサポートを提供するため、「青島ハイメカ機械有限公司」を設立しました。すべての段階を一元化したハイメカだからこそ可能なサービスが、ここにあるのです。
ハイメカでは現在、独自技術を用いた装置の開発により、世界のIoT化、5G化の一端をサポートしています。電化製品などのモノをインターネットで操作するIoT化が進むことにより、脱炭素社会や、人と社会にやさしい未来へ向けた取り組みに繋がる後押しとなることが狙いです。コア技術のひとつである異種金属溶接についても、時代の変化とともに現在も多くの需要があり、ハイメカの技術開発に終わりはありません。半導体製造装置やタンタルコンデンサ製造装置、リチウムイオン二次電池製造装置といった様々な分野のハイメカの製品は、すべて顧客の要望に合わせたカスタマイズ仕様。相談や注文を受けて、一台一台、機械・回路設計を行い、組立調整、立ち合い検査を経て出荷、現地立ち上げという手順を踏みます。
欧米諸国や中国の他、世界各国への納品時も担当者が立ち合い、現地立ち上げを見届けて、その後も万全のサポート体制で信頼に応えています。
2011年には、中国のお客様へ柔軟なサポートを提供するため、「青島ハイメカ機械有限公司」を設立しました。すべての段階を一元化したハイメカだからこそ可能なサービスが、ここにあるのです。
技術と実績が蓄積されたプロフェッショナル集団
ハイメカを支えているのは、140名ほどの社員たち。過去3年間の新入社員の離職率は0%で、社員の平均年齢は40歳前後です。新卒で入社する社員と定年を迎える社員が入れ替わる形で経過していることがうかがえます。「私は新卒入社第一号でした。その後は毎年、新卒で工業技術系の学校からの採用が定着しています。仕事の中で、お客様が想定している以上の提案をし、先輩社員のアドバイスを受けながら対応することで成功体験を重ね、手ごたえを感じることができるということが、社員の定着につながっています。当社は形としては装置を売っていますが、お客様の願いを実現するための技術を売っているということだと思います。お客様の求めることを叶えていくことが、我々の技術を高めることにもつながっている。そして、そういう環境で仕事をすることで、若い人も経験を積むことができる。それがモチベーションになっているのではないでしょうか。」(横山氏)
次の100年企業へ向けて
2022年8月で創業50周年を迎えたハイメカは、次の100年企業へ向けて、「目指すべきは最もシンプルな装置=美しい装置」の開発コンセプトに基づき、今も独自技術で新たな挑戦に取り組んでいます。
「社員にいつも伝えているのは『明るく、楽しく、美しく』ということです。『明るく』はチームワークを大切にすること、『楽しく』は仕事を楽しくすることで新しい発想を生み出すこと。『美しく』は、よく考え抜かれ隅々まで設計された、一切無駄がない製品づくりを目指すことです。」(横山氏)社員を大切にする企業風土が確実なものだからこそ培われたチームワークを武器に、果敢に最先端技術へ挑戦を続けるハイメカ。世界のデジタル産業の基盤を支えながら、100年企業に向けて邁進しています。
「社員にいつも伝えているのは『明るく、楽しく、美しく』ということです。『明るく』はチームワークを大切にすること、『楽しく』は仕事を楽しくすることで新しい発想を生み出すこと。『美しく』は、よく考え抜かれ隅々まで設計された、一切無駄がない製品づくりを目指すことです。」(横山氏)社員を大切にする企業風土が確実なものだからこそ培われたチームワークを武器に、果敢に最先端技術へ挑戦を続けるハイメカ。世界のデジタル産業の基盤を支えながら、100年企業に向けて邁進しています。
(2022/8/30取材)
ハイメカ株式会社
ハイメカ株式会社は、タンタルコンデンサ製造装置メーカーとして世界トップシェアを誇る企業。さらに、半導体分野やエネルギーデバイス分野、医療分野など様々な分野での技術開発や、力の源となる人材育成にも力を注いでおり、社内研修も充実している。2017年には経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定された。
代表者:代表取締役社長 横山 千広
創業:1972年8月
従業員数:140名(2022年4月現在)
事業内容:タンタルコンデンサ製造設備、アルミチップコンデンサ製造設備、リチウムイオン電池製造設備、テーピング&フォーミング自動機、高性能溶接電源
所在地:山形県米沢市窪田町窪田2534-6
電話:0238-37-2905
FAX:0238-37-2904
URL:https://www.hi-mecha.co.jp/
創業:1972年8月
従業員数:140名(2022年4月現在)
事業内容:タンタルコンデンサ製造設備、アルミチップコンデンサ製造設備、リチウムイオン電池製造設備、テーピング&フォーミング自動機、高性能溶接電源
所在地:山形県米沢市窪田町窪田2534-6
電話:0238-37-2905
FAX:0238-37-2904
URL:https://www.hi-mecha.co.jp/